成田惣菜研究所ホームページ開設20周年

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 2月3日は、節分の日。日本では祭礼行事に大豆を使うことが頻繁にみられます。大豆は昔から日本人にとって欠かせない食品です。
大豆は畑の肉とも称されるように良質なタンパク質を豊富に含んでいます。タンパク質とは、分解するとアミノ酸からできていて、その中には必須アミノ酸といって私達の身体をつくる上で欠かせない必要不可欠のアミノ酸が8種類あります。「良質なタンパク質」という時には、この必須アミノ酸をいかに満たす食品であるかという点が大切になってきます。
そこで、大豆はどうなのかというと非常に質的にレベルが高いのです。一番少ないアミノ酸の量を基準に評価(アミノ酸スコア)しても100点満点中86点の高成績をあげることが出来ます。ちなみに穀類のアミノ酸スコアは、小麦が44、お米は65です。
また、大豆のタンパク質で注目すべき点は、穀類に少ないアミノ酸を多く含むことです。日本人の食生活では、ご飯と共に味噌汁や納豆、豆腐を食べる形でアミノ酸のバランスをとってきたものと考えられます。米を主食とし、大豆製品を組み合わせることで、米だけでは補いきれない必須アミノ酸をカバーしてきたのです。
タンパク質=肉類と考えがちですが、肉類を多く摂取することは同時に脂質も多く摂ることになります。子どもの高脂血症や糖尿病などの生活習慣病が増えている昨今。お米を主食とする日本人には、タンパク質は動物性食品よりも、豆類からとってほしいと思います。

【管理栄養士 堀川 昌代】

https://narita-souzai.co.jp/wp-content/uploads/2015/05/7faee51bbfaf9a5668c5a9fa64222183_m-1024x683.jpghttps://narita-souzai.co.jp/wp-content/uploads/2015/05/7faee51bbfaf9a5668c5a9fa64222183_m-150x150.jpgstaff-mお子さんへの気配りみんなのお部屋 2月3日は、節分の日。日本では祭礼行事に大豆を使うことが頻繁にみられます。大豆は昔から日本人にとって欠かせない食品です。 大豆は畑の肉とも称されるように良質なタンパク質を豊富に含んでいます。タンパク質とは、分解するとアミノ酸からできていて、その中には必須アミノ酸といって私達の身体をつくる上で欠かせない必要不可欠のアミノ酸が8種類あります。「良質なタンパク質」という時には、この必須アミノ酸をいかに満たす食品であるかという点が大切になってきます。 そこで、大豆はどうなのかというと非常に質的にレベルが高いのです。一番少ないアミノ酸の量を基準に評価(アミノ酸スコア)しても100点満点中86点の高成績をあげることが出来ます。ちなみに穀類のアミノ酸スコアは、小麦が44、お米は65です。 また、大豆のタンパク質で注目すべき点は、穀類に少ないアミノ酸を多く含むことです。日本人の食生活では、ご飯と共に味噌汁や納豆、豆腐を食べる形でアミノ酸のバランスをとってきたものと考えられます。米を主食とし、大豆製品を組み合わせることで、米だけでは補いきれない必須アミノ酸をカバーしてきたのです。 タンパク質=肉類と考えがちですが、肉類を多く摂取することは同時に脂質も多く摂ることになります。子どもの高脂血症や糖尿病などの生活習慣病が増えている昨今。お米を主食とする日本人には、タンパク質は動物性食品よりも、豆類からとってほしいと思います。 【管理栄養士 堀川 昌代】お惣菜店運営のノウハウを提供しています!