成田惣菜研究所ホームページ開設20周年

店舗什器

前回は木製の平台に関する提案を申し上げましたが、今回は冷蔵商品の陳列に関して考えてみます。
冷蔵機器は原則としてコンプレッサー付の内蔵ショーケースの方が好ましいと考えます。
理由としては、今日の様に惣菜店の在り方が変化していく状況では、売る商品も売場の造り方もそれに伴って変化せざるを得ません。その点で内蔵ケースはコンセントの移動だけで売場変更が可能になりますし、投資金額も比較的に少なくてすみます。
昨今のような人件費の高い時は、償却が長い物品にお金を掛ける事は出来ても、その場で償却されてしまう工事費をなるべく抑えるのが長期的に見た場合ローコストにつながります。
但し、内蔵ケースは熱を発生させる事もあり、最小限にその台数は抑えたいものです。
寿司や刺身の様に生食をするもの、麺類、サラダ、カットフルーツ、和え物をトレイアップして販売する場合は、標準の内蔵ケースを使用できます。
上記商品を皿盛りで販売する時は、陳列面を65cm~70cmになるようにケースを嵩上げが取り易くなりますし、また商品が見やすくなるように思います。

私個人的には、サラダや和え物の皿盛り陳列は、ホテルパンや寿しの飯切のような物を利用して氷を敷き、その上に平皿やガラス鉢を乗せて、主惣菜の脇で単品毎の冷蔵商品を平台上で販売出来ないものかと考えております。

ケーキは、オープンケースや平ケースの様に冷風で冷やしているショーケースでは商品が乾燥してしまいますので、パックされている物以外は冷蔵菓子ケースかネタケース等を利用します。
ペットボトルや缶飲料、パックされたデザートは多段の小型内蔵ショーケースを利用する事により、品揃えを大事にします。
売場が広くとれて、皿盛りによる販売をするような時に、別置タイプのショーケースを使う場合は、販売面の高さに関して前に述べたように65cm~70cmになるように、ショーケースを嵩上げした方が良いかと思います。

入吉事務所  入吉 晃

https://narita-souzai.co.jp/wp-content/uploads/2015/05/r-019.jpghttps://narita-souzai.co.jp/wp-content/uploads/2015/05/r-019-150x150.jpgstaff-mお惣菜やさん開業支援店づくりワンポイントアドバイス店舗店舗什器 前回は木製の平台に関する提案を申し上げましたが、今回は冷蔵商品の陳列に関して考えてみます。 冷蔵機器は原則としてコンプレッサー付の内蔵ショーケースの方が好ましいと考えます。 理由としては、今日の様に惣菜店の在り方が変化していく状況では、売る商品も売場の造り方もそれに伴って変化せざるを得ません。その点で内蔵ケースはコンセントの移動だけで売場変更が可能になりますし、投資金額も比較的に少なくてすみます。 昨今のような人件費の高い時は、償却が長い物品にお金を掛ける事は出来ても、その場で償却されてしまう工事費をなるべく抑えるのが長期的に見た場合ローコストにつながります。 但し、内蔵ケースは熱を発生させる事もあり、最小限にその台数は抑えたいものです。 寿司や刺身の様に生食をするもの、麺類、サラダ、カットフルーツ、和え物をトレイアップして販売する場合は、標準の内蔵ケースを使用できます。 上記商品を皿盛りで販売する時は、陳列面を65cm~70cmになるようにケースを嵩上げが取り易くなりますし、また商品が見やすくなるように思います。 私個人的には、サラダや和え物の皿盛り陳列は、ホテルパンや寿しの飯切のような物を利用して氷を敷き、その上に平皿やガラス鉢を乗せて、主惣菜の脇で単品毎の冷蔵商品を平台上で販売出来ないものかと考えております。 ケーキは、オープンケースや平ケースの様に冷風で冷やしているショーケースでは商品が乾燥してしまいますので、パックされている物以外は冷蔵菓子ケースかネタケース等を利用します。 ペットボトルや缶飲料、パックされたデザートは多段の小型内蔵ショーケースを利用する事により、品揃えを大事にします。 売場が広くとれて、皿盛りによる販売をするような時に、別置タイプのショーケースを使う場合は、販売面の高さに関して前に述べたように65cm~70cmになるように、ショーケースを嵩上げした方が良いかと思います。 入吉事務所  入吉 晃お惣菜店運営のノウハウを提供しています!