成田惣菜研究所ホームページ開設20周年

売場の拡張

弁当売場は現状のお惣菜屋さんでは重要でお店によっては総売上の50%以上が弁当類というお店もあります。
260円どんぶりから980円弁当までのラインアップで積み上げ陳列をしても12尺3本、すなわち12尺両面取りで上置き台付きとなります。半面を冷蔵平ケースとし、高価格弁当1日販売を考える事も出来ます。今後は高品質弁当も品揃えで重要になることでしょう。
おにぎり、巻寿司、にぎり寿し等は出来立て対面販売商材で各々6~8尺を考える売場造りをするお店も出来てきております。麺類を含めて一品完結型の弁当寿し関係商品は、店の入口導入部の重要な売場造りの要素となります。
焼物、特に焼き魚は対面で皿盛りバイキング8~12尺、焼鳥もバイキングで8尺。専門店では既にそれ以上の売場を提供してきています。
揚物、煮物に関しまして、鍋及び皿盛りバイキング販売で各々18尺~24尺特に揚物、天ぷらは出来たて対面販売の要素を持っております。
同じ様に、スナック的商品である焼そば、お好み焼き、たこ焼も出来たて対面販売商品として、6~8尺の売場を取るようになりました。いわゆる鉄板料理として考えればわかり易くなると思います。
サラダや和え物は副惣菜として、中央の売場で氷冷式の冷非冷平台を設けて、フレキシブルな売場で販売するのも一考かと考えます。6~9尺の独立した売場造りとなります。
以上バイキング販売の売場造りの在り方について述べてまいりましたが、同じ商品をパックにして販売することも大事です。お客様によってはバイキング販売様式を好まない人も多いのです。高齢者の方には手を伸ばしてトングで物を掴むのが器用でない方も多くみられます。またバイキング方式を不潔と感じられる人も見受けられます。
従って、バイキングで売っている商品をパックで販売する売場が必要で、これに24~30尺を用意します。
飲料、デザートは冷ケースで6尺~8尺、洋菓子はレジ廻りで4~5尺、コーヒー、生ジュースはレジ内部で販売します。
ベーカリーはオーブンを前面に押し出して出来たて感を強めます。
全体のレイアウトは、入口中央に弁当売場、その奥中央部にサラダバイキングと和え物バイキングそれに季節イベント平台、壁面厨房側に平台バイキング、反対側壁面にセルフパック商品厨房側奥にベーカリーとレジカウンターという風景が想像されます。
空いたスペースでイートインを設定しましょう。売場1坪当り1席が基準です。
建物の形状で異なりますが、基本的売場レイアウトのイメージつくりに対して何らかの参考になればと思います。

入吉事務所  入吉 晃

https://narita-souzai.co.jp/wp-content/uploads/2015/05/r-011.jpghttps://narita-souzai.co.jp/wp-content/uploads/2015/05/r-011-150x150.jpgstaff-mお惣菜やさん開業支援店づくりワンポイントアドバイス売場拡張売場の拡張 弁当売場は現状のお惣菜屋さんでは重要でお店によっては総売上の50%以上が弁当類というお店もあります。 260円どんぶりから980円弁当までのラインアップで積み上げ陳列をしても12尺3本、すなわち12尺両面取りで上置き台付きとなります。半面を冷蔵平ケースとし、高価格弁当1日販売を考える事も出来ます。今後は高品質弁当も品揃えで重要になることでしょう。 おにぎり、巻寿司、にぎり寿し等は出来立て対面販売商材で各々6~8尺を考える売場造りをするお店も出来てきております。麺類を含めて一品完結型の弁当寿し関係商品は、店の入口導入部の重要な売場造りの要素となります。 焼物、特に焼き魚は対面で皿盛りバイキング8~12尺、焼鳥もバイキングで8尺。専門店では既にそれ以上の売場を提供してきています。 揚物、煮物に関しまして、鍋及び皿盛りバイキング販売で各々18尺~24尺特に揚物、天ぷらは出来たて対面販売の要素を持っております。 同じ様に、スナック的商品である焼そば、お好み焼き、たこ焼も出来たて対面販売商品として、6~8尺の売場を取るようになりました。いわゆる鉄板料理として考えればわかり易くなると思います。 サラダや和え物は副惣菜として、中央の売場で氷冷式の冷非冷平台を設けて、フレキシブルな売場で販売するのも一考かと考えます。6~9尺の独立した売場造りとなります。 以上バイキング販売の売場造りの在り方について述べてまいりましたが、同じ商品をパックにして販売することも大事です。お客様によってはバイキング販売様式を好まない人も多いのです。高齢者の方には手を伸ばしてトングで物を掴むのが器用でない方も多くみられます。またバイキング方式を不潔と感じられる人も見受けられます。 従って、バイキングで売っている商品をパックで販売する売場が必要で、これに24~30尺を用意します。 飲料、デザートは冷ケースで6尺~8尺、洋菓子はレジ廻りで4~5尺、コーヒー、生ジュースはレジ内部で販売します。 ベーカリーはオーブンを前面に押し出して出来たて感を強めます。 全体のレイアウトは、入口中央に弁当売場、その奥中央部にサラダバイキングと和え物バイキングそれに季節イベント平台、壁面厨房側に平台バイキング、反対側壁面にセルフパック商品厨房側奥にベーカリーとレジカウンターという風景が想像されます。 空いたスペースでイートインを設定しましょう。売場1坪当り1席が基準です。 建物の形状で異なりますが、基本的売場レイアウトのイメージつくりに対して何らかの参考になればと思います。 入吉事務所  入吉 晃お惣菜店運営のノウハウを提供しています!